お金は何なのかということ

 

みなさんがほとんど毎日持ち歩き、使っているお金。紙幣と硬貨という二つの種類があるのが基本ですが、今ではシステムはどんどん変わってきています。

クレジットカードや電子マネーなどがお金の代わりに使われているのです。様々な形で用いられ、ものすごい速さで世界を駆けまわっているこのお金というものは、現在ではもはや昔とは概念が全く違っています。お金とは一体何なのか、今一度考えてみましょう。

そもそもの始まり

お金など存在しない太古の昔、人々は何か物が欲しい時には、自分がもっている別のものと交換して過ごしていました。しかしそれでは成り立たない社会が生まれます。客観的に見て等価のものを交換しようとしても、相手にとって必要でないものと交換してくれるわけはないのです。

このように、物と物を交換する際に生まれる主観性を取り除くにはどうしたらいいのかと考えた時に、生み出されたのがお金なのです。お金にはみんなが共通して認識できる価値があるという風に決めて、それを仲介にして物のやりとりをしようということになったのです。皆が価値のあると思える金属でお金を作ったのは偶然ではないでしょう。

現在のお金の位置づけ

では現在ではお金はどのようなものと位置付けられているかを見ていきます。みなさんの知っている通り、現在お金には金属でできた硬貨と、紙でできた紙幣があります。金属はそれ自体に価値があるので物と交換できることに納得はいきますが、紙幣はただの紙きれです。

これが価値をもつのはなぜかといえば、それは国家が価値を保証しているからなのです。国家がこの紙きれには物と交換できる価値があると決めたので、それを国民が信用してお金として使っている、という状況になっています。

考えてみると、すごく不安定な気がしますよね。勝手に価値があるという風に決めたから使えるようになっているものなわけですからね。だからこそ、今は現金がなくても電子データで買い物をするということが可能になっているのです。

もはや物質でないものを信用してお金をやり取りしているのです。このことは心配しすぎる必要は無いにしても、頭に入れておく必要はありそうです。